お知らせ [Eiju Furudate]
株式会社アリーブの会長 古舘 和男(父)、取締役 古舘 ミツ、古舘 邦子(母)が、今回の震災で亡くなりましたことをお知らせ致します。
生前お世話になった皆様、大変ありがとうございました。
震災について [Eiju Furudate]
今回の震災で被害を受けた皆様、そのご家族、ご親戚の方々に謹んでお見舞い申し上げます。
弊社の宮古のお店「レストランまるみつ」も甚大な被害を受けました。
ご覧のようなありさまで、再開の目途は全く立ちません。
幸いスタッフは非難して無事でした。
尚、盛岡の「フレスキッシマ」、「アリーブ盛岡店」は営業時間を短縮し、限定メニューで営業いたしております。
北上の「ラ・タヴェルナ」、「アリーブ北上店」は、食材の流通が復旧次第、再開の予定です。
今回の震災は予想をはるかに超えたもので、実際に宮古に行くと唖然とさせられる光景ばかりです。ただ、宮古よりも山田町や、大槌町、陸前高田市などはもっと大変だとも聞いております。
一日も早い復旧が望まれますが、果たして復旧できるのだろうか。。。不安になります。。。
いわての食ビジネス交流会 [Eiju Furudate]
本日、盛岡の「プラザおでって」で、いわての食ビジネス交流会があり、参加してきました。
ビジネス発表会では、
■ 岩泉乳業 ■ 田村牧場 ■ ニチレイフレッシュファーム ■ イーエヌ大塚製薬
■ とぎの森ファーム ■ 岩手町ご当地グルメ研究会
の事例発表があり、新しいビジネスへの取り組みが色々とあって勉強になりました。
岩手の食ビジネスは熱いですね!岩手県でも一生懸命後押しをしています。
これからまだまだ色々なビジネスが生まれてくるような気がします。
青森日帰り [Eiju Furudate]
お取引させて頂いている銀行様の紹介で、青森まで商談会に行ってきました。
岩木山は上の方が雲って見えませんでしたが、今日は晴れて暖かい一日でした。
日帰りだったのですが、せっかく青森まで来たので、商談会が終った後に青森駅のすぐ近くに最近オープンした「A-FACTORY」に立ち寄ってみました。
なんともオシャレな建物ですよね。
中にはフードマルシェ(市場)をはじめ、シードル工場や、フードコートも併設されています。
平日なのにこの賑わい。
外観だけでなく、中もなんともオシャレな雰囲気。
じゃが芋コーナーもこんな感じに。
これも面白い。5色のトマトジュースです。鮮やかですね!
併設のシードル工場もガラス越しに見ることができます。
そして、この建物の中には、弘前のダ・サスィーノの笹森さんが経営する「ガレッテリア ダ・サスィーノ」があります。
ここに来てみたかったんですよね。
予想通りいいお店でした。私は定番の卵とハムのガレットを食べましたが、いろいろ種類もありました。
それにしても青森の方はセンスが良いですね。岩手にもこんな施設が欲しいです!(笑)
熟成を考える [Eiju Furudate]
昨日は盛岡で「熟成を考える」というテーマで、ソムリエ協会のセミナーがありました。
講師は、有間十志子氏(ANA総合研究所 客員研究員)と馬場祐治氏(1998年ポートワインソムリエコンテント優勝)です。
今回のセミナーは「おいしい伝統 熟成ヨーロッパ」キャンペーンの一環で、EU、イタリア政府、ポルトガル政府の資金援助の下、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ協会、パルマハム協会、ポート&ドウロワイン・インスティチュートが行なっているもので、パルミジャーノ・レッジャーノ、パルマハム、ポートワイン&ドウロワインのいづれも長い歴史と伝統を持つ長期熟成製品(3製品とも限定生産地で生産され、産地名をそのまま製品名としている)のおいしさと安全性をPRするものです。
今回はこの3製品のうちのパルミジャーノ・レッジャーノとポートワインについてのセミナーでした。
パルミジャーノは24ヶ月熟成と36ヶ月熟成を試食。
ポートワインは、①ホワイト・ポート、②ルビー・ポート、③トウニー10年、④LBV(レイト・ボトルド・ヴィンテージ)2004、⑤ヴィンテージ・ポート2000の5種類と、馬場さんおすすめのカクテル、「ポートニック」(ホワイト・ポートをトニックで割って、レモンスライスを入れたもの)を試飲。
特にポートワインをこれだけ比べて飲む機会は初めてだったので、貴重な体験でした。
ペトリーニ氏インタビュー [Eiju Furudate]
スローフード協会の創設者カルロ・ペトリーニ会長のインタビューがNHKBSハイビジョンで放送されます。
プレミアム8 【人物】 未来への提言 スローフード協会 創設者・会長 カルロ・ペトリーニ おいしい・きれい・ただしい「食」を目指して
BShi 1月13日(木) 午後8:00~9:14
「スローフード協会を作り、その思想を世界に広めたカルロ・ペトリーニ氏(61)。1949年イタリア北部の小さな町ブラに生まれた彼は、20代からワインや食に関する執筆活動を行い、農学や食文化など、食に関する様々な学問を独学で学んできた。1986年、ハンバーガーのファストフード店がローマに出店しようとした際に反対運動を起こし、それをきっかけにファストフードに対抗する思想として「スローフード」を提唱。スローフード協会を立ち上げた。「スローフード」という言葉は、単にゆっくりと時間をかけて食事することだけを意味するのではない。時代の流れの中で築かれた伝統的な食文化に思いをはせ、食材の多様性を守り、地球環境を汚さないように賢く消費すること、そして何より『おいしい』ことを大切にする。スローフード協会は、今では世界100か国以上、10万人のメンバーを持つ。その実績によって彼はタイム誌によってヨーロッパのヒーローと紹介され、2008年には英ガーディアン紙でも世界を救う50人に選ばれた。
そのペトリーニ氏に、日本のスローフード小説と言われる「食堂かたつむり」の著者、小川糸(おがわ いと)さんがインタビューする。現代の食生活の中で、私たちは何を失ってしまったのか?何を大切にしていかなければならないのか?を考える。」
※ 残念ながら私の家ではBShiが映らない。。。誰か録画して!
岩手県産食材料理コンクール [Eiju Furudate]
25日(木)に盛岡で、岩手県外食産業協議会主催の「岩手県産食材料理コンクール」が開催されました。
料理部門(和食・洋食・創作・中華)とスイーツ部門があり、料理部門のテーマ食材は「エゾイシカゲガイ」、スイーツ部門のテーマ食材は「山ぶどう」でした。
当社からも3名が出品しました。
■ エゾイシカゲガイの白ワイン蒸し 彩りペティレギュームのグレック添え
洋食部門 村松 卓哉 (ビアレストランアリーブ盛岡店)
■ 陸前高田からのおすいもの
創作部門 村田 涼 (ビアレストランアリーブ盛岡店)
■ ぶどう di Monte
スイーツ部門 照井 公博 (ラ・タヴェルナ)
審査結果は。。。
見事、村松君が洋食部門賞を受賞いたしました!!
このコンクールは毎年開催されていますが、今年初めて参加しました。また来年も是非出品してみたいと思います!
※ 当日の審査委員には岩手民放4局の女子アナウンサーが参加していて、賑やかでした。以前、盛岡店でアルバイトをしていたテレビ岩手の高橋美佳アナウンサーとも久しぶりに会えました!
イタリアその5 [Eiju Furudate]
イタリア5日目。この日はサレルノにあるパスタメーカー「アントニオ・アマート社」の見学です。
朝、ホテルのテラスからは穏やかなティレニア海が広がっています。
サレルノの朝は通勤の人が駅に向かい、車で道も混雑していて、シチリアののんびりとした雰囲気とは違い、ビジネス街の様相です。シチリアに比べると街もキレイ。(笑)
ホテルの近くにはヨットハーバーがありました。
休みの日には、クルーザーで出かけるのでしょうか。なんとも贅沢。
ホテルから車で30分も走らないうちに、アントニオ・アマート社に着きました。
もともとは小麦粉の製粉メーカーだったこともあり、設備は大規模です。
工場の中も案内していただきました。これはエントランスに飾ってあった製粉機。昔はこんな機械を使っていたんですね。
まずは、製粉の段階でセモリナ粉等に分別する作業が行なわれます。
このような小麦粉としての製品も多く出荷されています。
次に製粉されたセモリナ粉から、パスタを作る工程です。
直径60センチほどの大きな金口を使い、いろいろな形状のパスタを押し出して作っていきます。
押し出されたパスタは、乾燥の工程に入ります。
乾燥の工程で熱を加えて一気に乾燥させると風味が飛んでしまいますので、低温でじっくり乾燥させます。
乾燥したパスタはパックに入る長さにカットされ、パックの容量分づつ小分けにされます。
それを袋にパック詰めしていきます。
さらにパック詰めされたものをダンボールに詰め、注文ロット数に応じ、パックします。
こうして作られて在庫されているパスタは全て受注生産の為、すべてに納品先が記載されています。
こんな大きな袋詰めパスタもありました。オートグリル(日本のサービスエリアのようなところ)などに販売されるそうです。
アントニオ・アマート社を後にし、昼食はアマルフィ海岸の中にある、修道院を改装したリストランテへ。
オーナーが歓迎のシャンパンサーベルを!お見事!
あらかじめ、先ほど見学したアントニオ・アマート社のパスタをリクエストしてあったので、3種類のパスタを堪能。
これかカラマリというパスタ。イタリア語でヤリイカという意味のリング状のパスタです。
こちらは、フジィリ・カサレッチという南イタリア特産のパスタ。
スパゲティはシンプルな魚醤のパスタ。
好みで魚醤を加えて食べます。
昼食の後は、一路ローマへ。
ローマでの宿泊先は、「Exedra」。
昼食もかなりの量だったので、みんなとは別行動で、インポーターの方と2人でワインを飲みに!
流石ローマ。イタリア全土のワインがリストアップされています。毎日、白はインツォリア、赤はネロ・ターヴォラでちょっと飽きていたので、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、サグランティーノを!
ゆったりと飲んでいたら、結局他のメンバーも合流し、テーブルはご覧のありさまに。。。でも美味しかったなぁ。
イタリアその4 [Eiju Furudate]
イタリア4日目。この日はシチリア島タオルミーナから、イタリア本土のカンパーニャ州サレルノまでの移動日です。
天気も良く、地中海から登る日の出がキレイでした。
朝食はブュッフェですが、テラス席があり、そちらで頂くことに。
朝食を食べながら地中海を眺めることが出来ます。
イタリア滞在中は、朝食時にカプチーノを頂いていました。ミルクが日本のものより濃いですね。
タオルミーナのホテルを後にして、メッシーナ港へ。ここからフェリーで本土に渡ります。
とは言っても、本土はすぐそこに見えます。(笑) 一番近いところで1.5kmしかないそうです。
フェリーの中の売店の名物「アランチーニ」を食べました。形もいびつだし、大きいですよね。味は魚介系のあっさりした味わいだったので、美味しく頂けました。
あっという間に本土に。移動時間はわずかに30分ほどです。こんどはシチリア島が前方に見えます。
バジリカータ州をひたすら北上。さすがサッカーの本場、サッカーグランドがあちらこちらに。
昼食はカラブリア州サンジネートにある、「CONVITO RISTORANTE TIPICO」で。
唐辛子が有名なカラブリア。サラミも唐辛子入りです。
スパークリング、白、ロゼ、赤と飲んじゃうので、テーブルはご覧のように。。。
岩手と変らないような風景を再び走り、サレルノの「グランドホテル サレルノ」にチェックイン。
夕食はアマルフィ海岸の入口のカジュアルなリストランテ&ピッツェリア「La Sosta」へ。
ここも海岸沿いにあるレストランなので、魚介類がメインです。
店内はアメリカ人など観光客が多い客層でした。
それにしても今までに増してボリュームがあります。
モッツァレラチーズは日本で食べるのとは別物ですね。甘みが強いです。
この日も食べすぎです。。。すでにイタリアに来て何キロ太っちゃったんでしょう!(笑)