第1回全国食用ホオズキサミット [Eiju Furudate]
今日は、岩泉で「全国食用ホオズキサミット」が開催され、基調講演で農産物流通コンサルタントの山本謙治さんがいらっしゃるということで、是非お話を聞いてみたいと思い参加してきました。
岩泉までは車で2時間30分位かなぁと思っていたのですが、前日からの冷え込みで峠に雪が降った模様。まだスタッドレスタイヤに交換していない為、急遽車を盛岡駅近くのパーキングに入れ、バスで岩泉に向かいました。
案の定、雪でした。バスに乗り換えて良かった・・・。
岩洞湖も雪化粧。
岩泉町の龍泉洞会館に13時過ぎに到着。
14時からサミットが始まりました。
主催者の早野商店の早野崇さまより開会の挨拶。
いよいよヤマケンこと山本譲治さんの講演です。
1年のうち3分の1以上は、全国のどこかに出張しているという超多忙なヤマケンさんです。
また、それだけ歩いているだけに農畜産物の現場の事情にはすごく詳しいんです。
そんなヤマケンさんの今日の講演のテーマは「いま、こんな食が求められている」です。いろいろな事例を出して判り易くお話してくださいましたが、結論は「良い物は売れる!」だそうです。プレミアム富士酢という1本2600円もする酢を作っている会社では、酢の元になる日本酒造りからはじめ、さらにその原料となるお米作りもしているというこだわりようです。ここまでこだわって良い物を作れば、価格競争にも巻き込まれないで、ちゃんと利益の出る商品になるということです。
今の日本は、あまりにも農畜産物の生産者が蔑まされていると訴えていました。生産者がまじめに作った食物が、正当な価格で取引されるように、流通、問屋がもっと努力しなければならないとも言っておりました。本当にそうですよね。私達レストランの使命も大いにあると感じました。
講演の後は、岩手、長野、茨城のホオズキ生産者の取り組み発表があり、最後にサミット宣言をして閉会となりました。
この食用ホオズキ、日本に元来ある品種とは異なり、アフリカ原産でフランスで栽培されている品種だそうです。フランスでは冬のさくらんぼと呼ばれ重宝させれているとか。面白い食材です。是非使ってみたいですね。
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