安家森短角牛林間放牧とヒメボタル鑑賞会

私も入会しております「スローフード岩手」が主催となり、「安家森短角牛林間放牧とヒメボタル鑑賞会」が来月、岩泉町で行われます。

岩泉町安家地区（旧安家村）は深い森に囲まれた石灰地帯で、日本最長の洞窟・安家洞や氷渡洞など数々の洞窟があり、“味の箱舟”短角牛と安家地大根の故郷です。“アッカ”という地名はアイヌ語の「清らかな水の流れるところ」という言葉に由来し、人々は清流・安家川に沿ってゆったりと暮らしています。

久慈市・葛巻町と接する岩泉町安家森（1,239m）の山麓の草原では、明治時代から短角牛の林間放牧が行われ、「カヌカ平」と呼ばれる天然のノシバの景観が保たれていました。しかし牛肉輸入自由化の影響で飼養頭数が減少し、平成４年以降林間放牧は中止されました。ブナやダケカンバの侵食により「カヌカ平」の景観は失われつつありましたが、平成１２年、人と自然の共生による素晴らしい景観を取り戻そうと、安家地区の有志が中心となって全国からサポーター（現在約１２０名）を募り、林間放牧を復活させています。

また、７月上旬～下旬の一時期には、安家洞入口付近の森に無数のヒメボタルが舞い、幻想的な世界を演出しています。今回は、このホタル観賞をして、翌日に短角牛の放牧場を見学するツアーになっています。定員が２０名となっておりますので、ご興味のある方はお早めに「スローフード岩手事務局」ＴＥＬ[phone]（岩泉産業開発内　茂木さん）までお申し込み下さい。

　　日　　時　　　　　　平成１９年７月７日（土）～８日（日）　　集合は７月７日１７：３０に岩泉町・龍泉洞温泉ホテル

　　会　　費　　　　　　１０，０００円

　　申込締切　　　　　６月２７日（水）

　　日　　程　　　　　　７月７日　　　　１８：３０　　　交流会（バーベキュー）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０：００　　　ヒメボタルと星空鑑賞会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２１：３０　　　龍泉洞温泉ホテル着　（宿泊）

　　　　　　　　　　　　　７月８日　　　　　７：３０　　　ホテル出発

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９：３０　　　安家森短角牛林間放牧見学

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２：３０　　　ホテル着　（解散）

　　※　尚、天候により中止となる場合がございますのでご了承願います。

 

　←ブログランキングに参加しています！バナーを１回クリックお願いします！