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宮古市農林水商工観連携フォーラム [Eiju Furudate]

今日は、道の駅「やまびこ館」で、宮古市・川井村合併記念の農林水商工観連携フォーラムがあり、参加してきました。

川井村は宮古市と合併し、区界高原から、宮古湾まで続く広大な市が誕生しました。市の面積としても全国で7番目に大きく、さらに閉伊川という100km近い清流を一つの市で保有しているのは全国でも稀なんだそうです。

まず、基調講演として、一橋大学の関教授による「農と食の農商工連携」というテーマで講演があり、その後に、事例紹介として、①株式会社ウッディかわい「地域から発信する国産材活用の取り組み」、②宮古水産高校「水産物の有効利用~三陸宮古に“すじめ”あり!」、③南部鮭加工研究会「区界冷燻の取り組み」の発表がありました。

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関教授は岩手とはゆかりの深い方で、岩手の農商工に関する本、「農と食の農商工連携」を出版されています。今回の宮古訪問も26回目になるそうです。

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特に日本における中山間地域の農業について興味を持って研究されており、その中でも岩手、高知、島根は全国でもモデルケースになる事例が多いとのことでした。

また、現在ブームにもなっている農村レストランは、栃木県が70店と日本で一番多く、次いで宮城県の45店、広島県の35店となっていて、東日本はそば屋の業態が多いのに対して、西日本はバイキングのお店が多いんだそうです。

事例発表ではやはり食に関する2名の方の発表が興味深く、宮古水産高校の“すじめ”は、すでに商品化され完成度が高いので、近い将来スーパーに並ぶのではないかと感じました。

また鮭の冷燻は、現在も試行錯誤の段階であり、販売までは時間がかかりそうですが、宮古市の水産資源を、同じ宮古市の区界という冷涼な地区で燻製をつくるという工程が実現すれば、宮古ならではの加工品としてブランド価値がつく商品になるのではないかと感じました。

現在、岩手県内各地で、農商工連携の活動が盛んです。これは東京などの首都圏では決して出来ないことです。農業、水産業、畜産業、林業、観光業、すべてが揃っている岩手だからこそ、各産業の連携を行なえば、あらたな産業構造を作ることが可能だと思います。岩手の未来は明るいですよ!

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