イタリアその5 [Eiju Furudate]
イタリア5日目。この日はサレルノにあるパスタメーカー「アントニオ・アマート社」の見学です。
朝、ホテルのテラスからは穏やかなティレニア海が広がっています。
サレルノの朝は通勤の人が駅に向かい、車で道も混雑していて、シチリアののんびりとした雰囲気とは違い、ビジネス街の様相です。シチリアに比べると街もキレイ。(笑)
ホテルの近くにはヨットハーバーがありました。
休みの日には、クルーザーで出かけるのでしょうか。なんとも贅沢。
ホテルから車で30分も走らないうちに、アントニオ・アマート社に着きました。
もともとは小麦粉の製粉メーカーだったこともあり、設備は大規模です。
工場の中も案内していただきました。これはエントランスに飾ってあった製粉機。昔はこんな機械を使っていたんですね。
まずは、製粉の段階でセモリナ粉等に分別する作業が行なわれます。
このような小麦粉としての製品も多く出荷されています。
次に製粉されたセモリナ粉から、パスタを作る工程です。
直径60センチほどの大きな金口を使い、いろいろな形状のパスタを押し出して作っていきます。
押し出されたパスタは、乾燥の工程に入ります。
乾燥の工程で熱を加えて一気に乾燥させると風味が飛んでしまいますので、低温でじっくり乾燥させます。
乾燥したパスタはパックに入る長さにカットされ、パックの容量分づつ小分けにされます。
それを袋にパック詰めしていきます。
さらにパック詰めされたものをダンボールに詰め、注文ロット数に応じ、パックします。
こうして作られて在庫されているパスタは全て受注生産の為、すべてに納品先が記載されています。
こんな大きな袋詰めパスタもありました。オートグリル(日本のサービスエリアのようなところ)などに販売されるそうです。
アントニオ・アマート社を後にし、昼食はアマルフィ海岸の中にある、修道院を改装したリストランテへ。
オーナーが歓迎のシャンパンサーベルを!お見事!
あらかじめ、先ほど見学したアントニオ・アマート社のパスタをリクエストしてあったので、3種類のパスタを堪能。
これかカラマリというパスタ。イタリア語でヤリイカという意味のリング状のパスタです。
こちらは、フジィリ・カサレッチという南イタリア特産のパスタ。
スパゲティはシンプルな魚醤のパスタ。
好みで魚醤を加えて食べます。
昼食の後は、一路ローマへ。
ローマでの宿泊先は、「Exedra」。
昼食もかなりの量だったので、みんなとは別行動で、インポーターの方と2人でワインを飲みに!
流石ローマ。イタリア全土のワインがリストアップされています。毎日、白はインツォリア、赤はネロ・ターヴォラでちょっと飽きていたので、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、サグランティーノを!
ゆったりと飲んでいたら、結局他のメンバーも合流し、テーブルはご覧のありさまに。。。でも美味しかったなぁ。
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