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西和賀の山菜 [岩手の食材]

昨日は、岩手県南振興局の方に案内いただいて、西和賀町の山菜の生産者を訪ねてきました。

当初、山菜の生産と聞いて、私はチョット違和感を持ちました。山菜とは山に自然に生えているものだとばかり思っていましたので、野菜と同じように畑で山菜を栽培している光景が想像できなかったからです。ですが、生産者の方もおっしゃっていましたが、普段私達が食べている野菜も、以前は自然にあった山菜で、品種改良によって現在の野菜になったのだと。現在山菜と呼ばれているものの中には、未来の野菜になる可能性があるものが沢山あると。確かにそうですね。そう考えると山菜を畑で栽培していてもおかしくありません。

最初にお邪魔したのは、小田島薫さんの畑です。

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これは今回の視察で発見した新しい山菜、オオナルコユリです。通称、山アスパラと呼ばれているそうです。

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こちらはシドケ。

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こちらはワサビ。

ホントに山林の中で自然に近い状態で栽培しています。

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あいにくの雨模様でしたが、小田島さんのお話は非常に興味深く、みんな真剣に聞き入っています。

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こちらはワラビ。

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次の視察の前に、ほっと湯田駅前の湯夢プラザで昼食です。

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山菜づくしのスペシャルメニューです。ボリューム満点!

腹ごしらえもすんだところで、次は「つきざわワラビ園」の視察です。

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ここは、入園料(大人1200円、小学生600円)を支払うと、2kgまで無料で収穫できます。また、併設のキッチンで自分達で料理して食べることができます。家族連れにはもってこいのところです。

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こちらにはアスパラ畑もあり、通常の緑のものの他、紫のアスパラも栽培しています。

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その場で収穫したアスパラとワラビを試食させていただきました。

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最後に沢内の「森の工房」にお邪魔したしました。

こちらでは山菜を加工した商品を販売しています。ばっけ味噌、行者ニンニク味噌、ばっけドレッシング等です。

代表の小森さんのお宅で、本日最初に出会った山菜「オオナルコユリ」を栽培しているということで、試食させていただきました。山アスパラと呼ばれているとおり、見た目も良く似ています。味わいもアスパラと似ていますが、アスパラよりも繊維がやや硬い感じで、甘みはアスパラより若干甘く感じます。

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山菜を栽培しているところを視察させていただいて、今後の可能性を強く感じました。岩手の気候や土壌で、一般的な野菜作り、お米作りは適していない地域は沢山あります。でも、例えば山菜は作ることができて、しかも安定供給できるようになれば、農家の方々の収入は安定してきます。今回視察させていただいた方々は、まさにその最先端を進んでいるように思います。

まずはその方々を応援する意味も込めて、西和賀の山菜を使ったメニューを提供していきたいと思います!みなさんも是非食べに来てくださいね!

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雑穀 [岩手の食材]

岩手県は雑穀の宝庫です。と言っても岩手に住んでいてもあまり感じないのですが...。国内で消費させている雑穀は9割が輸入品だそうです。国産では岩手県が生産量が一番多いんです。

花巻市に「プロ農夢 花巻」さんという雑穀を専門に扱っている会社があります。岩手では一番取扱量が多いですし、ということは日本で一番多くの国産雑穀を扱っているということになります。

そのプロ農夢さんからいろんな雑穀を頂戴しました。

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あわ、ひえ、はと麦、いなきび、アマランサス、たかきび、黒米、赤米、大麦等、種類も豊富ですね。

写真の雑穀はパフと言って、250℃の熱風で独自の処理をした雑穀です。通常の雑穀は細菌も多いので、生で食べる事は出来ませんが、このパフはこのまま食べることが出来ます。この商品は発売したばかりということですが、面白い商品です。

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せっかく身近にこんな貴重な食材があるので、これを何とか利用できないかと思うのです。現在試行錯誤中ですので、何か良い料理が出来たらご報告したいと思います。

また、何かアイデアのある方は是非教えて下さい!岩手から新しい食文化を発信しましょう!(盛岡冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばに続く新名物料理が出来ればいいですね)

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八重樫さんちのアスパラ! [岩手の食材]

今年も北上市の八重樫さんの作るアスパラが採れ始めました。

毎年お世話になっており、今年も7月上旬位まではパスタ、ピッツァ等の食材として大活躍します!

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取れ始めということもあり、特別に大きなサイズのアスパラも戴きました。

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大きさが伝わりますでしょうか。こんなの見たことがないです。うちのシェフ達もビックリ!

採れ始めの今頃が一番アスパラが柔らかいそうで、こんなに大きくなっても凄くジューシーなんです!

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試しに2本ほどソテーをして食べて見ました。写真からも、そのみずみずしさが伝わりませんでしょうか!

これから各店のメニューに登場しますので、是非召し上がってみてください!

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すぐねの米 [岩手の食材]

事故米の問題は未だに終息に向かいそうにありません。大手焼酎メーカーの西酒造は、三笠フーズとそのグループ会社に対して、19億もの損害賠償請求の訴訟を起こしました。どこまで泥沼化するのでしょう。こんな時だからこそ、生産者の顔が見える食材を仕入れたいものです。

私達のお店では3年ほど前から、花巻の鈴木さんの作る「すぐねの米」(ひとめぼれ)を仕入ています。ことしも順調に育ちました。

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お米がたわわに実り、垂れ下がっています。

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お米がしっかりと入っていて豊作です。

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鈴木さんの田んぼは、花巻市の南部にあり、すぐ脇を北上川がながれている素晴らしいロケーションにあります。

鈴木さんは県内でも有数の「有機栽培米」を作っている農家です。申請から取得まで3年かかり、さらに毎年厳しい検査をクリアしなければならない為、取得を断念する農家が多いんだそうです。

そんな鈴木さんの作った新米ももうすぐ食べることが出来ます。レストランまるみつでは5kg入りの袋を2500円で販売しています。

また、下記の鈴木さんのHPからもお取り寄せできますので、ご興味のある方はご覧になってください!

     http://sugune.com/

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八重樫さん家のアスパラ [岩手の食材]

アスパラの収穫も最盛期を迎えておりますが、うちのお店では北上市鳩岡崎の八重樫さんの作るアスパラを仕入れております。

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天気が良いと一日に10cm以上成長するというアスパラです。通常アスパラは同じ根から毎年芽を出し、8年~10年収穫することが可能なのだそうです。八重樫さん家のアスパラには驚きの20年ものというのがあるんです。根が大きくならないと太いアスパラはできませんから、この20年ものの畑には太いアスパラがあちらこちらにあります。

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一方、こちらは植えてまだ一年の若いアスパラです。とは言っても収穫は一周間ほどしかせず、後は写真のように伸ばして、来年以降おいしいアスパラを採るために根に栄養を蓄えさせます。そして来年は収穫期間を2週間に、再来年は1ヶ月に延ばし、4年目から通常の収穫期間(約3ヶ月)にするそうです。

それにしても採れたてのアスパラは凄いですよ。なんと言ってもアスパラの切り口からタラタラと水分が滴り落ちるんですから・・・。ビックリしました。

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キッチンおまかせ宅配 [岩手の食材]

先月の森の会でお世話になった二戸のキッチンガーデンさん。こちらでは「きっちんおまかせ宅配」という通販を行っております。

1口10,000円で年4回(2月、5月、9月、12月)採れたての旬の野菜や雑穀、手作りの加工品が送られてきます。

 ちなみに内容は

    2月   ■ほうれん草  ■ゴボウ  ■寒干大根  ■干し柿  ■干餅  

         ■豆しとぎ  ■カブ漬  等

    5月   ■たらの芽  ■こごみ  ■ふき  ■うるい  ■手作り味噌  ■餅類  等

    9月   ■とうもろこし  ■枝豆  ■ナス  ■トマト  ■ピーマン  ■きゅうり

   12月   ■手打ちそば  ■黒煮豆  ■漬物  ■白菜  ■長芋

               ■古代米  ■長ネギ  ■いなきび  等

 1回当たり2,500円とお手頃です。ご興味のある方はこちらをご覧下さい!

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いわて厳選食材パーティー [岩手の食材]

盛岡で下記のようなイベントが開催されるようですのでご案内致します。

岩手の食材に魅せられた一流シェフ8人の競演
「食の宝庫いわての厳選食材パーティー」

食材の宝庫・岩手県。岩手発の「本当に旨い食材」は、カリスマシェフと呼ばれる全国の一流料理人たちにも愛されています。
そんな岩手の厳選食材と、生産者のこだわり、そしてそれを使う料理人たちの声を集めた書籍「いわての厳選食材図鑑」という本が発売中されています。


この本で紹介した食材を実際に味わってもらうために、10月29日(月)、「食の宝庫いわての厳選食材パーティー」を開催。雑誌やテレビでおなじみの関西の人気オーナーシェフ総勢8人が、「白金豚」や「短角牛」「仔羊」など岩手の厳選食材をメインに、ゲストの目の前で腕を振るうビュッフェ形式のパーティーです。
料理人たちの技に酔い、絶品料理を味わい、素材に触れる…またとないこの機会に、ぜひ足を運んでみませんか。チケットは「カワトクプレイガイド」で発売中です。
 
関西のカリスマシェフ8人が登場
萬谷浩一(ラ・トォルトゥーガ)、高島朋樹(イル・チプレッソ)、中 博(ラ・フュージョン)、古田剛(アバッキオ)、大垣裕康(ヴレ・ド・ブレ シェ・ヒロ)、新屋信幸(テラスレストラン)、水口一義((株)エスクリ)、楠田裕彦(メツゲライ クスダ)

食の宝庫いわての厳選食材パーティー
●開催日時/10月29日(月)
 開場18時30分、開演19時
●会場/ホテルメトロポリタン盛岡
 NEW WING4階
●料金(1人)/1万2000円(赤・白ワイン、ビール付き。税・サービス料込)
●問い合わせ/山口北州印刷(株)
 食材図鑑編集室 電話 019(641)0585


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ぶどうの収穫 [岩手の食材]

昨日は、花巻市大迫町の村田さんのぶどう畑に行って、メルローの収穫をお手伝いさせていただきました。村田さんは、エーデルワインの工場のすぐ上の高台に畑を持っていて、主にリースリング・リオン種を育てています。5年前からメルロー種にもチャレンジして、昨年初めての収穫を迎えましたが、100本ほどある木から採れたぶどうは、たったの58kgだったそうです。さて、今年はどのくらいの収穫となるのでしょう。幸い、天気も良く、非常に温かい気持ちよい日となりました。

ぶどうの木はビニールですべて覆われています。これは、ぶどうの木に雨を当てないようにするためだそうです。日本はどうしても雨の量が多いので、水分を多く含んだぶどうになるのですが、それでは水っぽいワインとなってしまう為、このような方法が生まれました。(こんな手間をかけているのは日本ぐらいだと思います)

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りんご!りんご! [岩手の食材]

アリーブ盛岡店のイベントが続きますが、今月の「森の会」は盛岡のりんご農家“熊谷さん”をお呼びして、りんご三昧の会です。りんごは「津軽」「さんさ」「ジョナゴールド」「ふじ」などが中心となりますが、熊谷さんの農園では、試作段階のりんごの木が何本かあり、そのまま食べておいしいものの他に、加熱して食べたときに美味しいもの、ワインと合わせたときに美味しいものなど、何種類かあります。今回は収穫時期の問題もあり、全種類お出しすることはできませんが、かなり珍しいりんごをお出しできると思います。

盛岡競馬場(オーロパーク)の近く、盛岡市川目の高台に畑があります。

22年程前から、この土地でりんごを作っているそうです。

美味しそうに実っています。食べごろですね!

これは試作段階のりんごで、ミニトマト位の大きさです。

かじってみてビックリ!中まで真っ赤です!酸味は強いですが、美味しいですよ!

これは先ほどのものより更に小さい品種です。やまぶどう位の大きさしかありません。でも、味はちゃんとりんごの味でしたよ!

つい最近はピーコさんも訪れたそうです。東京のレストランにも直接納めたり、今年の2月には、実際に使っていただいている東京の麻布のお店に、生産者20名ほどで訪れ、フレンチを堪能してきたとか・・・。実に精力的に活動されている方です。

森の会は下記の日程となっておりますので、是非美味しいりんごと、熊谷さんの面白いお話を聞きにいらして下さい!

  日時      10月19日(木)  19:00~21:00

  定員      50名

  会費      3,500円(食事付・いわて蔵ビール数種)

  場所      ビアレストランアリーブ盛岡店

ご予約は、019-621-4055までお願い致します。

 

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岩手の食材(ホロホロ鳥) [岩手の食材]

昨日は月に一度の店長会議の日でした。

会議の前に、昼食を花巻のイル・クオーレさんでご馳走になり(雫石さんごちそうさまでした!)、その足で花巻温泉の近くにある石黒農場さんを見学に!

石黒農場さんは、アフリカ原産の鳥「ホロホロ鳥」を飼育していて、国内のシェア6割を誇る農場です。以前ビール会でもお世話になった石黒専務に農場内を案内していただき、農場の歴史や飼育の方法などを教えていただきました。(石黒専務ありがとうございました!)

生まれてまだ10日ほどの赤ちゃんは、ひよこと同じ大きさでとてもかわいいんです!

部屋の中は30度以上あり、温泉を使った床暖で温めています。

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