雑穀研究会 [岩手の食材]
今日は奥州市のプラザイン水沢で、岩手県南食産業クラスター形成ネットワーク主催の雑穀研究会があり、参加して参りました。今回は、雑穀を使った商品を各社で持ち寄り、それを専門のアドバイザーに講評していただくというものでした。
こちらはこぶし苑さんのパン。
こちらは「ちゃい」さんの出品。
さいとう製菓さんは流石のディスプレイです!
当社の商品はお菓子と料理の出品のため、シェフがアドバイザーの方々に一品一品説明しながら試食していただくスタイルで進められました。
トップバッターはアリーブ盛岡店の三国シェフ。
「岩手雑穀のポタージュ~豆乳と味噌クリーム風味~」を作りました。
2番手はアリーブ北上店の小野寺シェフ。
「はっとして具っと」「雑穀・手巻き寿司」という2品を作りました。
トリはラ・タヴェルナの太田シェフです。
「あわの生パスタ えごま油のカッチォアペペ」「江刺りんごとひえのクランブルケーキ」「たかきび、はと麦のバーチ・ディ・ダーマ」の3品を出品です。
全部で11社、21品の商品が出され、既に商品化されて販売されているものの他に、試作段階のものもあり、商品化されれば面白い商品になるではというものもありました。
今回は慌ただしく商品開発をしてしまったので、次回このような機会があれば、もっと完成度の高い商品をだしたいと思います。
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二子里芋 [岩手の食材]
大しめじ [岩手の食材]
盛岡の産直で「大しめじ」というものを見つけた。
まるで松茸なみの大きさ...。
こんなの初めてみました。
ネットで調べてみると、どうも岩手県でしか採れないみたいです。もしくは別名があるのでしょうか?
ご存知の方いましたら教えて下さい(笑)。
一緒においしそうな舞茸も並んでいました。松茸もいいですが、天然の舞茸のほうが個人的には大好きです。
栽培ものとは香りが全然違いますもんね。(まるで別の種類の茸みたいですよ)
これからは秋の食材がたくさん出てきますね。食欲の秋本番です!
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下久保農園 [岩手の食材]
今日は、スイーツの食材を求めて、盛岡でりんご農園を営んでいる熊谷さん(下久保農園)を訪ねました。
熊谷さんには以前からお世話になっているのですが、改めてりんご栽培にかける情熱をうかがい、感心いたしました。
さんさや王林、金星など、生食用として売られるものがほとんどです。今年は冷夏だったのですが、これがリンゴには好材料だったそうで、非常に美味しく出来上がっているそうです。
土造りが一番大事だということで、農薬はほとんど使いません。土の表面には雑草が生え、ミミズなどの生物が沢山生きていられる環境づくりをしています。
また、熊谷さんのところに行くと珍しいりんごが沢山あるのも楽しいんです。これはイギリス系の品種だそうですが、まるでバナナやパイナップルがなるように、実がついています。
これはまるでサクランボのようです。実の大きさもミニトマトくらい。
これは果肉がピンク色。可愛いですね。
これは果肉が真っ赤です。絞ってジュースにすると、真っ赤なリンゴジュースが出来ます。
いろんなリンゴを見て、一緒に行ったシェフの太田もアイデアがいろいろ浮かんだようです。
スイーツや、ドレッシングや・・・。
どんな料理になるか楽しみです!
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藤沢ラズベリーファーム [岩手の食材]
昨日は、県南の藤沢町にある「藤沢ラズベリーファーム」さんに行ってきました。
以前伺ったアーク牧場さんの近くで、岩手サファリパークからすぐの所にあります。
こちらはラズベリーの畑です。残念ながら7月で収穫が終わったところでした。ラズベリーの他には、ブラックベリー、ブルーベリーが中心に植えられています。
特にこの生産者の凄いところは、この3月に有機JAS認定をとったことです。お米などでは良く聞きますが、ラズベリー類ではあまり聞きませんよね。それもそのはず、ご本人も国内では聞いたことがないとおっしゃっていました。
わずかに残っていたラズベリーです。
こちらはブラックベリー。有機認定の為、農薬はどんなものであれ禁止。こちらではお米のとぎ汁を撒いているとのこと。大変です。
おかげで雑草も生え放題。草取りだけでも気が遠くなりそう...。
こんな貴重なラズベリーをお譲りいただけるかもしれません。絶対に美味しいものをつくらなきゃですね!
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雑穀を使った料理 [岩手の食材]
以前、雑穀を使った料理の試食会の様子を、テレビ岩手様で放送していただきました。
その後、お店に行けば食べられますか?という問い合わせが何件かございました。
今週より、アリーブ北上店とラ・タヴェルナで下記の料理を提供しております。
ご興味のある方は是非いらして下さい!
アリーブ北上店
■ 雑穀のポンせんとイサダのPizza ¥880
■ 龍泉洞黒豚の冷しゃぶ健康サラダ ¥880
■ こだわり豆腐と海藻のヘルシーサラダ ¥780
ラ・タヴェルナ
■ 海老の雑穀ポン揚げ ¥680
■ カラメル風味の雑穀ポンせんと藤原養蜂場バニラジェラート ¥300
← さんさ踊りやみちのく芸能祭りなど、各地の夏祭りも目前ですね。今年は例年通りのラ・タヴェルナの屋台の他、アリーブ北上店、アリーブ盛岡店でも屋台を出します!是非お立ち寄り下さい! 今日もポチッとお願いします!
ほろほろ鳥と初夏の優雅な時間・・・ [岩手の食材]
昨日は、花巻でホロホロ鳥を飼育している石黒農場さんで、ホロホロ鳥料理を楽しむ会があり参加させて頂きました。
会場は石黒邸の離れの古民家です。
これは以前別の所にあった古民家をここに移転したそうですが、すごい迫力と歴史を感じる建物です。(文化財に指定されてもおかしくない建物です)
夕方のまだ陽のでているうちにスタートしました。
まずはウェルカムドリンクを飲みながら、仙台の学生バンドの演奏を楽しみます!
料理は前沢ガーデンの伊藤シェフが作る、スペシャルメニューです!
前菜の入っている器。なんとホロホロ鳥の形をしています!贅沢!
会には約40名ほど参加されましたが、東京から料理研究家の冬木れいさんも参加されました。
まずは前菜です。
■ メジマグロのあぶり
■ ほろほろ鳥 白レバーとズッキーニのテリーヌ
■ ほろほろ鳥 ささ身のあぶりとアイコトマト詰め“春の隣”のソース
■ ほろほろ鳥 冷製スープ 枝豆入り
■ ほろほろ鳥もも肉の炭火焼 特製スパイス
■ ほろほろ鳥ムネ肉のデュクセル詰め
■ 黒ソイのポワレ バルサミコソース
これは圧巻です!なんと南部鉄器の大きな鉄鍋。
しかも驚いたことに、この鍋を作った方が参加者の中におりました。
(廣瀬 慎さん HPはこちら)
■ ほろほろ鳥のロースト カンリメティーリーフの香り
こちらも大きな器で出てきました!
■ ほろほろ鳥 丸鶏 新じゃが入り 古代米のリゾット
そして食後のデザート
■ 一関産カシスのムースと青梅のソルベ
このカシスの生産者も会に参加されていました。
一関の社会福祉法人「平成会」の塚本さんです。
カシスの生産量がまだまだ少ないので、もっと増やしていきたいと言っておりました。
それにしても石黒農場さんを応援する方々の集まりで、バラエティーにとんだ素敵な方々ばかりでした。
石黒農場さんのホロホロ鳥は都内のホテル、レストランに多数提供され、昨年の洞爺湖サミットでも各国の首脳に提供されている素晴らしい食材です。もっと岩手の人に食べてもらいたいという想いから、この会がスタートしたそうです。私達ももっとお客様に食べて頂ける様に頑張って提供しなければと、使命感を感じさせられた会でした。
← 今回の料理を作っていただいた伊藤さんのいる前沢ガーデンは、「ロレオール」というレストランにリニューアルするそうです!前沢牛以外の料理も充実するそうですから楽しみです! 今日もポチッとお願いします!
おもしろ野菜 [岩手の食材]
北上の産直でおもしろい野菜を見つけました。
これはアイスプラントというアフリカ原産の野菜です。葉の表面に塩分が付着しており、キラキラと輝いています。最近注目の野菜ですね。日本では、クリスタルリーフ、バラフ、ソルトリーフなどの名称でも販売されています。
葉に塩味がついていますから、ドレッシング入らずでこのまま美味しく食べれます。
こちらははじめて見ました。バナナピーマン...。ピーマンというよりはシシトウに近い感じです。
可愛らしいキュウリ。ミニQ。ネーミングも考えてますね。
農家の方もいろんな野菜にチャレンジしていますから、たまに産直を覗くと珍しい野菜があったりして楽しいですよ!
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沢内の苺 [岩手の食材]
今日はスイーツに使用する苺を求めて、西和賀町の沢内まで行ってきました。冬は豪雪地帯となる地域ですが、夏場の涼しい気候を利用して苺の栽培が盛んな地域です。
今が取れ始めということで、11月頃まで出荷が続くそうです。
これは型が悪く出荷できないものだそうですが、味はバツグンです。
これは今年からはじめた新種の苺だそうです。型が揃っていて果肉がしっかりしているのが特徴です。
美味しそうですよね!
一方こちらは露地栽培をされている生産者の畑です。
この苺の品種は「北の輝き」という、小粒ですが、甘みの強い品種です。
これは集荷場で箱詰めされた「北の輝き」です。ホントに一粒一粒が輝いていますね。芸術品です!
ちなみに、直売所で購入すると、この贈答用20個入りが650円。1粒33円ほどです。
北三陸・洋野町小子内浜のウニ [岩手の食材]
23日(火)に、アリーブ盛岡店の三国シェフと、フレスキッシマの岡元シェフの3人で、北三陸の洋野町(旧種市町)の小子内浜漁協にお邪魔して、ウニの栽培を見学してきました。
ウニの栽培(?)と思うかもしれませんが、私も行ってみるまでは疑問だったのですが、実際に見てみると、その方法はまさに栽培、そして、そのスケールの大きさや、すでに20年以上の実績があることなども判り、大変驚きました。
洋野町周辺の海岸は、遠浅の岩盤が広がっている三陸では珍しい海岸です。南三陸のほうは湾が入り組んでいるところが多く、牡蠣やホタテの養殖が盛んなのですが、この地域では養殖棚を作ってもすぐに波に壊されてしまうため出来ません。そこで、遠浅の岩盤に切れ込みを入れて、干潮になっても海水が残るようにして、そこでウニを育てているのです。
本来、天候が悪いと漁にでることができず、ウニも出荷することができないのですが、このように栽培すれば、多少天候が悪くても安定的に出荷できるんだそうです。ただ、稚ウニをこの場所に放したのでは生育が良くないということで、一度200~300m先の沖合いに放し、出荷可能な大きさに近づいたらこの場所に移すという手間をかけています。
案内をしていただいた小子内浜漁協の小子内さん。
もう、見渡す限りウニ、ウニ、ウニです!小子内地区ではキタムラサキウニとバフンウニを育てています。一般的に三陸はキタムラサキウニが多いです。北海道はバフンウニが多いですね。バフンウニのほうがオレンジ色が濃く、身も引き締まっています。キタムラサキは身が白っぽくて柔らかく、甘みが強いのが特徴です。
出荷されるのは生育3~4年物です。手間もかかるんですよね。
何個か割っていただいて身の入り方を確認。
ん~、ぎっしり詰まっていますね。一番美味しいのが7月~8月のお盆前ということで、これからが最高の時期ということですね。
ウニは主に海藻を食べて育ちます。この地域はワカメの出荷も多いんです。ご覧のように餌のワカメもぎっしりです!
この辺のウミネコはグルメです。ウニを食べているウミネコ。
小子内漁協を訪れた後、近くに稚ウニの栽培施設があるというので見学に伺いました。
岩手県栽培漁業協会の種市事業所です。ここでは三陸の稚ウニの栽培を一手に行なっています。
この水槽の中に、受精させてふ化させた稚ウニを入れて育てます。
波状の板にびっしりと稚ウニがいます。ここで約1年育て、2cm位の大きさになったウニを海に放流するんです。実際の海ではこの大きさになるまでの確率がすごく低いということで、この大きさになるまで人間が管理して育てます。
その後は海に放流しても、1年間で9割近くが生き残るそうです。
こんなに小さくても食欲は旺盛です。ワカメもこんな姿に...。
小子内のウニは、ラ・ベットラの落合さんの所でも使われていたそうで、北三陸でも一番美味しいウニが捕れると有名なんだとか。
※ 昼食に久慈市の「ビストロくんのこ」に行きましたが、そこでも小子内ウニが使われていました!
現在お取引について調整中ですが、是非皆さんに食べていただきたい食材の一つです!お店のメニューに載ったときには必ず召し上がってみて下さい!
おまけ・・・小子内さんが「生も美味しいですけど、焼きウニも美味しいですよ!」ということで、その場でウニを焼いてくださいました!
甘みが増して、最高に美味しいです!