熟成を考える [Eiju Furudate]
昨日は盛岡で「熟成を考える」というテーマで、ソムリエ協会のセミナーがありました。
講師は、有間十志子氏(ANA総合研究所 客員研究員)と馬場祐治氏(1998年ポートワインソムリエコンテント優勝)です。
今回のセミナーは「おいしい伝統 熟成ヨーロッパ」キャンペーンの一環で、EU、イタリア政府、ポルトガル政府の資金援助の下、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ協会、パルマハム協会、ポート&ドウロワイン・インスティチュートが行なっているもので、パルミジャーノ・レッジャーノ、パルマハム、ポートワイン&ドウロワインのいづれも長い歴史と伝統を持つ長期熟成製品(3製品とも限定生産地で生産され、産地名をそのまま製品名としている)のおいしさと安全性をPRするものです。
今回はこの3製品のうちのパルミジャーノ・レッジャーノとポートワインについてのセミナーでした。
パルミジャーノは24ヶ月熟成と36ヶ月熟成を試食。
ポートワインは、①ホワイト・ポート、②ルビー・ポート、③トウニー10年、④LBV(レイト・ボトルド・ヴィンテージ)2004、⑤ヴィンテージ・ポート2000の5種類と、馬場さんおすすめのカクテル、「ポートニック」(ホワイト・ポートをトニックで割って、レモンスライスを入れたもの)を試飲。
特にポートワインをこれだけ比べて飲む機会は初めてだったので、貴重な体験でした。
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